バスの運転手さんの優しさに感動した話

HSPの日常

ある日の職場からの帰りのこと。

私の職場ではバス通勤の人がほとんどで特に帰宅ラッシュのときはバスに乗れないこともしばしば⋯

その日はバスのドアぎりぎりまで人が立っていて、とてもじゃないけど私が乗れるスペースはない状態でした。

一本後のバスは30分後。

「次でいいや⋯」と諦めかけていたとき、バスの運転手さんがわざわざ降りてきて、こう声をかけてくださいました。

「すぐ降りる方でしょ、前のドアから乗って」

⋯え、覚えててくれたの?

その運転手さんが運転するバスには何度か乗ったことがあったけれど、私の顔とどこのバス停で降りるかまで把握してくれていました。

その一言のお陰で私は無事にそのバスに乗って帰ることができました。

バスを運転するのがお仕事なのだから、私のことなんて気にかけなくても良かったはず。

それなのに乗客一人ひとりをちゃんと把握して気にかけてくれました。

いろんなお仕事が機械にとってかわられる昨今、効率化やスピードが重視される世の中になってきています。

そんな中でただお仕事をこなすだけでなく、周囲を見て「この人困ってるかも」と気づいて動ける人の温かさは機械に代替できないものだなと感じました。

そんなことをバスの中でぼんやり考えた帰り道。

なんでもない日常がほんの少し、温かくなった出来事でした。

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